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こんにちは♪
暖かくなり、樹木が芽吹いてきましたね。
この季節の移り変わりが年輪ができる要因です。
年輪があることで木材にできる木目についてです。
木材には板目取り、柾目取りというものがあります。
丸太の輪切りで見たとき、半径方向に取るものを「柾目取り」、接線方向に取るものを「板目取り」と言います。
柾目取り、板目取りの違いは、寸法変化についてと、木目の雰囲気で違いがあります。
柾目取りは、寸法変化の少ない、まっすぐな材が取れます。しかし、取れる量は少ないです。
一方で、板目取りは、柾目取りより縮みやすく、寸法変化や反り、狂いが起こりやすいです。
次に、木目の雰囲気についてです。
柾目取りの場合、細かい縦模様で、節が少なく、揃えられた印象です。
主張しない感じが合わせやすい木目です。
板目取りの場合、タケノコの様な形の木目が見え、節も入ることもあり、木材らしさが感じられます。
当社の倉庫の床にも、プリントですが、木目調が使われ、こちらも板目取りです。
無垢材で使うのであれば、狂い・反りなどの少ない柾目取りがよいとされます。
板目取りの雰囲気がよい場合は、天然突板というものでも、寸法安定性が高く、使うことができるのではないでしょうか。
木目は、柾目取り・板目取りで表情が違います。
プリントの木目調を使う場合でも、無垢材を使う場合でも気にされると面白いのではないでしょうか。
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リフォームについては、当社にご相談ください。